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南アCPI、9月は前年比+3.8%に鈍化 追加利下げ観測強まる

ロイター / 2024年10月24日 10時2分

 10月23日、南アフリカ統計局が発表した9月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比3.8%と前月の4.4%から減速し、3年超ぶりの低水準を記録した。写真は昨年11月、ヨハネスブルクで撮影(2024年 ロイター/Sumaya Hisham)

[ヨハネスブルク 23日 ロイター] - 南アフリカ統計局が23日に発表した9月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比3.8%と前月の4.4%から減速し、3年超ぶりの低水準を記録した。南アフリカ準備銀行(中央銀行)が来月に追加利下げを行うとの見方が強まっている。

ロイターがまとめたエコノミスト予想の3.9%を下回ったほか、中銀目標の3%─6%の中間値である4.5%も大きく下回った。

前月比では0.1%上昇で8月と同水準だった。

独立系エコノミストのエリーズ・クルーガー氏は「南アのインフレ率は十分抑制されており、今後約6カ月間は総合指数が4%を下回る見通し」と述べた。

中銀は、9月に政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き下げて8%としたが、依然リスクがあると慎重な姿勢を示した。アナリストらは中銀が25bpの緩和を続け、来年半ばまでに7%にすると予想している。

スタンダード・チャータードのラジア・カーン氏はリサーチノートで「50bpの大幅利下げの公算は小さいとみている」とし、中銀が世界的なリスクのほか、年金改革による消費押し上げを注視するだろうと指摘した。

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