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原油先物は小幅高、週間で3%上昇見通し 中東情勢巡り供給懸念続く

ロイター / 2024年10月24日 10時38分

アジア時間の原油先物は小幅に上昇。米原油在庫の大幅増を受けて1%超下げた前日からやや持ち直している。写真は2014年10月、米カリフォルニア州ベーカーズフィールドで撮影(2024年 ロイター/Lucy Nicholson)

Arathy Somasekhar

[24日 ロイター] - アジア時間の原油先物は小幅に上昇。米原油在庫の大幅増を受けて1%超下げた前日からやや持ち直している。

0003GMT(日本時間午前9時03分)時点で、北海ブレント先物は0.44ドル(0.59%)高の1バレル=75.40ドル、米WTI原油先物は0.45ドル(0.64%)高の71.22ドル。イスラエルとレバノンの親イラン武装組織ヒズボラの間で激しい交戦が続く中、供給を巡る懸念が広がっている。

北海ブレントは週間で3.2%、WTIは2.9%上昇する見通し。

前週は中国の需要を巡る懸念などから7%以上下落していた。

米エネルギー情報局(EIA)が23日発表した週間統計によると、原油在庫は550万バレル増と、ロイターがまとめたアナリスト予想の27万バレル増を大幅に上回った。

一方、イスラエル軍は23日にベイルート南部郊外を攻撃。ヒズボラはイスラエルの標的に向けて初めて精密誘導ミサイルを発射したと発表した。

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