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イスラエルとサウジの関係正常化、年内にも実現可能=米上院議員

ロイター / 2024年10月24日 11時53分

 10月23日、米共和党のリンゼー・グラハム上院議員(写真)は、イスラエルとサウジアラビアの関係正常化が年内にも実現する可能性があるとの考えを示した。写真は米サウスカロライナ州 コロンビア で2月撮影(2024 ロイター/Alyssa Pointer)

Andrea Shalal

[メルビンデール(米ミシガン州) 23日 ロイター] - 米共和党のリンゼー・グラハム上院議員は、イスラエルとサウジアラビアの関係正常化が年内にも実現する可能性があるとの考えを示した。

共和党の大統領候補ドナルド・トランプ前大統領の選挙キャンペーンでミシガン州を訪れているグラハム氏はロイターに対し、イスラエルのネタニヤフ首相と23日に協議したと述べ、ネタニヤフ氏はサウジとの協定締結を支持していると語った。ただ、バイデン大統領が1月20日に退任した後、次の米政権が議会で十分な票を確保できる可能性は低いと指摘した。

「バイデン大統領の任期中こそこれを実行する時だと思う」と述べた。ハリス副大統領は「左派寄り」で、このような合意に関心を示していなかったが、バイデン氏は合意成立を熱望しており、必要な民主党票を確保できるとの見方を示した。

イスラエルとサウジの関係を正常化することは、トランプ大統領時代に結ばれた「アブラハム合意」の拡大を意味する。この合意は、イスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)、バーレーン、モロッコ、スーダンとの関係正常化につながった。

グラハム氏は、トランプ氏が選挙で勝利し、この構想が来年にずれ込んだ場合、民主党はトランプ氏を支持したがらないだろうと語った。

アナリストは、イスラエルとサウジの関係正常化は、イスラエル人の多くが反対しているパレスチナ独立国家樹立への明確な道筋がなければ実現は難しいと指摘している。

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