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仏ルノー、第3四半期は予想外の増収 高価格帯の新モデルが寄与

ロイター / 2024年10月24日 16時22分

10月24日、 フランスの自動車大手ルノーが発表した第3・四半期決算は予想外の増収となった写真は15日、パリ自動車ショーで展示されたプジョーのEV車(2024年 ロイター/Benoit Tessier)

[パリ 24日 ロイター] - フランスの自動車大手ルノーが24日発表した第3・四半期決算は予想外の増収となった。高価格帯の新モデルに対する需要が旺盛で、総販売台数の減少を補った。

売上高は前年同期比1.8%増の107億ユーロ(115億5000万ドル)と、アナリスト予想(1.5%減の103億5000万ユーロ)を上回った。

為替の影響を除いた売上高は5%増だった。

深刻な市場低迷の中、ルノーはここ数週間で業績見通しを下方修正していない数少ない欧州自動車メーカーの一つ。7.5%以上とする2024年の利益率目標も据え置いた。23年は7.9%だった。

第3・四半期の世界販売台数は5.6%減の48万2468台。欧州販売は5.3%減の32万8111台だった。

ハイブリッド車と純電気自動車を含む電動車はルノーブランド販売の47%を占め、前年同期の40%弱から上昇した。

ルノーによると、第3・四半期売上高のうち今年発売された10車種が18%を占めた。新モデルが占める割合は上半期には約5%にとどまっており、単価は25年に向けて上昇を続ける見込みという。

主力の自動車部門の売上高は93億5000万ユーロで、コンセンサス予想の90億6000万ユーロを上回った。

金融部門の収入は、金利上昇などを受け21.6%増の13億4000万ユーロとなった。

ティエリー・ピエトン最高財務責任者(CFO)は、ルノーは一部競合他社が現在見舞われているサプライヤー・在庫管理問題に直面していないとし、「受注状況はかなり良好で、大きな四半期が控えている」と述べた。

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