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ドイツ経済、縮小しているが賃金の伸びには勢い=連銀月報

ロイター / 2024年10月24日 21時1分

ドイツ連銀(中央銀行)が24日に発表した月報によると、経済縮小にもかかわらず購買力が戻るなか国内賃金は依然として勢いよく伸びている。フランクフルトの金融街、2021年撮影。(2024年 ロイター/Kai Pfaffenbach/File Photo)

[フランクフルト 24日 ロイター] - ドイツ連銀(中央銀行)が24日に発表した月報によると、経済縮小にもかかわらず購買力が戻るなか国内賃金は依然として勢いよく伸びている。

連銀によると、1ー8月の団体交渉合意による賃金上昇率は前年比6.2%増となり、これらの合意に基づく来年第4四半期の賃金上昇率は4%となる見通し。

その上で「これらは、予想されているディスインフレ過程に根本から疑問を呈するものではない。しかし、生産性動向、企業の利益率、労働市場の状況はディスインフレの速度と度合いにとって非常に重要だ」と指摘した。

また、第3四半期の国内総生産は再び縮小した可能性が高いが、「大幅な広範囲の長期的な落ち込み」は回避できるとの見方を示した。

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