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米国株式市場=ナスダックとS&P反発、業績見通し好調のテスラ急騰

ロイター / 2024年10月25日 6時52分

米国株式市場はナスダック総合とS&P総合500種が上昇して終了した。2019年9月撮影(2024年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 24日 ロイター] - 米国株式市場はナスダック総合とS&P総合500種が反発して終了した。電気自動車(EV)大手テスラの業績見通しが好調だったことに加え、米国債利回りが低下したことで市場心理が改善した。

テスラは21.9%急騰し、時価総額が1400億ドル余り増加したとみられる。第3・四半期決算の堅調な内容に加え、来年の納車台数の伸びが20─30%になるとの予想外に好調な見通しを示したことが好感された。 

これを受けてS&P総合500業種別の一般消費財が3.24%高となった。

アリアンツ・インベストメント・マネジメントのシニア投資ストラテジスト、チャーリー・リプリー氏は「テスラの見通しは強烈なインパクトがあった」と指摘した。

S&P500は4営業日ぶりに上昇。ただ、業種別指数は過半数が安く引けた。テスラ以外の企業決算や、なお高水準にある国債利回りが相場の頭を抑えた。

指標10年債利回りは前日に3カ月ぶりの高水準となる4.26%を付けていていたが、この日は4.2%近辺に低下した。

決算絡みではIBMが6.17%下落。第3・四半期売上高が市場予想を下回った。複合企業ハネウェルは年間の売上高見通しが市場予想を下回ったため、5.10%下げた。

両銘柄が重しとなり、ダウ工業株30種は続落となった。

航空機大手ボーイングは1.18%安で終了。米工場の従業員は23日、会社側の新たな労働協約案を拒否し、ストライキを継続することを決めた。

一方、物流大手UPSは5.28%上昇。この日発表した第3・四半期決算は、取扱量の回復などで増益となった。

ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.25対1の比率で上回った。

米取引所の合算出来高は110億6000万株。直近20営業日の平均は115億9000万株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 42374.36 -140.59 -0.33 42522.55 42522.55 42191.83

前営業日終値 42514.95

ナスダック総合 18415.49 +138.83 +0.76 18384.16 18435.37 18305.42

前営業日終値 18276.65

S&P総合500種 5809.86 +12.44 +0.21 5817.80 5817.80 5784.92

前営業日終値 5797.42

ダウ輸送株20種 16077.10 -10.40 -0.06

ダウ公共株15種 1063.48 -7.79 -0.73

フィラデルフィア半導体 5157.61 +26.25 +0.51

VIX指数 19.08 -0.16 -0.83

S&P一般消費財 1602.74 +50.30 +3.24

S&P素材 596.05 -8.57 -1.42

S&P工業 1147.61 -8.19 -0.71

S&P主要消費財 879.25 -1.91 -0.22

S&P金融 783.86 +0.59 +0.08

S&P不動産 278.54 +0.60 +0.22

S&Pエネルギー 690.49 -1.34 -0.19

S&Pヘルスケア 1740.74 -11.84 -0.68

S&P通信サービス 312.99 +0.76 +0.24

S&P情報技術 4508.39 +9.60 +0.21

S&P公益事業 414.26 -2.96 -0.71

NYSE出来高 8.96億株

シカゴ日経先物12月限 ドル建て 38195 + 35 大阪比

シカゴ日経先物12月限 円建て 38090 - 70 大阪比

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