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ロシアのウクライナ東部攻撃で6人死亡、要衝まで数キロに迫る

ロイター / 2024年10月25日 8時45分

[キーウ 24日 ロイター] - ウクライナ東部で24日、ロシア軍による攻撃で少なくとも6人が死亡、10人が負傷した。地元当局が明らかにした。

北東部ハリコフ州の知事は、クピャンスクで燃料気化爆弾(サーモバリック爆弾)による攻撃があり、10人が負傷したとテレグラムに投稿。重体で病院に搬送された女性1人がその後に死亡したと述べた。

クピャンスクはロシアが2022年の侵攻初期に占領したが、同年9月にウクライナが反転攻勢で奪還した。ロシア軍はここ数カ月で再びクピャンスクに向けて前進し、オープンソースの地図によると郊外まで4キロ以内に迫っている。

一方、東部ドネツク州の要衝ポクロフスク周辺ではロシア軍の砲撃により3人が死亡した。州知事が明らかにした。

また、前線の町チャシフヤールとコスタンチノフカの近くでも配送サービスの店舗に攻撃があり、2人が死亡したという。

ロシア軍はここ数カ月、ポクロフスクに向けた進軍を強化し、郊外から8キロまで近づいている。

ロシアのメディアや軍事ブログは24日、同国軍がポクロフスクの南東約20キロの炭鉱の町セリドフに進軍したと伝えた。

ウクライナ軍参謀本部はセリドフ周辺を含むポクロフスク方面で激しい攻撃を受けているとしたが、ロシアが既にセリドフに入ったかは明らかにしていない。

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