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ユナイテッドヘルスへのサイバー攻撃、個人情報1億人分が影響

ロイター / 2024年10月25日 8時57分

 10月24日、米医療保険大手ユナイテッドヘルス傘下の医療決済サービス会社チェンジ・ヘルスケアに対する2月のサイバー攻撃で、影響を受けた個人情報は1億人分と米国での医療関連データ流出事件として過去最大規模に上るとの結果を米厚生省がウェブサイトで公表した。写真はユナイテッドヘルスのロゴ。2020年4月、カリフォルニア州サンタアナで撮影(2024年 ロイター/Mike Blake)

[24日 ロイター] - 米医療保険大手ユナイテッドヘルス傘下の医療決済サービス会社チェンジ・ヘルスケアに対する2月のサイバー攻撃で、影響を受けた個人情報は1億人分と米国での医療関連データ流出事件として過去最大規模に上るとの結果を米厚生省がウェブサイトで公表した。

ユナイテッドヘルスは以前、ハッカー集団によって米国人データの3分の1が盗まれたと説明していた。

2015年には医療保険会社エレバンス・ヘルス(旧社名アンセム)で、790万人分近くのデータが流出している。

ユナイテッドヘルスは、現時点ではまだ最終段階の調査が続いており、できるだけ速やかに影響があった恐れがある人に連絡を取り続けると述べた。同社は今年6月に連絡を始めた。

チェンジ・ヘルスケアは「ALPHV」、別名「ブラックキャット」と呼ばれるハッカー集団の攻撃を受けたことで保険金請求手続きが混乱し、全米の患者や医療従事者が影響を受けた。

ユナイテッドヘルスは当時、流出したデータの内容は確認できないが、医療保険加入IDや患者の会話記録、治療情報、社会保険番号、医療従事者が使うパスワードなどが含まれる恐れがあるとの見方を示していた。

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