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米軍艦が台湾海峡を通過、「通常任務」と説明 1カ月間で2度目

ロイター / 2020年4月24日 11時9分

米海軍第7艦隊の報道官は、誘導ミサイル駆逐艦「バリー」が国際法に基づき、「台湾海峡を通過する通常任務」を実施したと説明した。写真は共同演習に参加するため、大西洋を航行するバリー。2008年4月撮影(2020年 米海軍提供)

[台北 24日 ロイター] - 米国と台湾の軍当局は24日、米軍の艦艇が台湾と中国を隔てる台湾海峡を通過したと明らかにした。同海峡ではこのところ台中間の緊張が高まっており、米軍の艦艇が通過するのはここ1カ月で2度目。

台湾国防部(国防省)は、米軍の艦艇1隻が台湾海峡を南に向かって通過し、そのまま航行を続けていると発表。航行は「通常の任務」だとした。これ以上の詳細は明らかにしていない。

米海軍第7艦隊の報道官は、誘導ミサイル駆逐艦「バリー」が国際法に基づき、「台湾海峡を通過する通常任務」を実施したと説明。

「同艦艇の台湾海峡通過は、自由で開かれたインド太平洋への米国のコミットメントを示す。米海軍は今後も国際法で認められるあらゆる場所で飛行、航行、活動を続ける」とした。

バリーは2週間前にも台湾海峡を航行し、同じ日に中国軍の戦闘機が台湾に近い海域で演習を行っていた。

台湾は23日、中国軍の空母など艦艇の一団が台湾とフィリピンの間のバシー海峡を通過したと発表。この一団は今月初めに台湾東部付近を航行しており、中国側は当時、南シナ海での定期演習に向かう途中と説明していた。

中国軍はここ数カ月、台湾付近で頻繁に演習を実施している。

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