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サマーズ元米財務長官、バイデン氏に非公式に経済で助言=関係筋

ロイター / 2020年4月24日 12時50分

 4月23日、米民主党の大統領候補指名を確実にしたバイデン前副大統領に対し、財務長官や国家経済会議(NEC)委員長を歴任したローレンス・サマーズ氏(写真)が非公式な経済助言役を務めていることが、事情に詳しい関係者2人の話で明らかになった。2015年4月撮影(2020年 ロイター/Mike Theiler)

[23日 ロイター] - 米民主党の大統領候補指名を確実にしたバイデン前副大統領に対し、財務長官や国家経済会議(NEC)委員長を歴任したローレンス・サマーズ氏が非公式な経済助言役を務めていることが、事情に詳しい関係者2人の話で明らかになった。

サマーズ氏はオバマ前民主党政権でNEC委員長を務め、バイデン氏は前政権の副大統領だった。民主リベラル派の一部はサマーズ氏は過度に中道的との批判的な見方を示している。

バイデン氏は現在、何十人もの経済や保健政策の専門家から話を聞いている。民主党の候補指名を受ければ、11月3日の本選で共和党の現職、トランプ大統領と対決する。

バイデン氏の助言役の1人は、同氏の陣営は、経済や保健の問題に関し「非常に広範でバランスの取れた非公式な専門家ネットワークとつながっている」と説明。バイデン氏の政策は近年で最も進歩的なものになるだろうと述べた。

サマーズ氏に電子メールでコメントを求めたが、回答はなかった。

サマーズ氏はクリントン政権下で財務長官を務めた際に銀行業界の規制緩和を支持したことについて後に批判を浴び、ハーバード大学学長時代の女性の能力に関する発言も波紋を呼んだ オバマ政権時代にサマーズ氏は米連邦準備理事会(FRB)議長候補を辞退している。

現在ハーバード大教授のサマーズ氏は、民主党の大統領候補指名を最近まで争っていたサンダース、ウォーレン上院議員が支持する富裕税導入などの案に批判的な見方も示している。

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