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ファナック、4―9月当期利益予想は59.2%減 一時的需要見込めず

ロイター / 2020年4月24日 20時18分

 4月24日、ファナックは、2020年4―9月期の連結当期利益予想について、前年同期2%減の164億と発表した。写真は都内で2018年10月撮影(2020年 ロイター/Kim Kyung Hoon)

[東京 24日 ロイター] - ファナック<6954.T>は24日、2020年4―9月期の連結当期利益予想について、前年同期比59.2%減の164億円と発表した。新型コロナウイルスの影響の程度や終息時期は予想が困難なほか、IT関係の一時的需要が見込めない状況が続くなどとしている。

売上高予想は同24.2%減の1979億円、営業利益予想は同61.4%減の189億円とした。想定為替レートは平均1ドル100円、1ユーロ115円。

株式市場の著しい変動で、自社株買いは決議していた取得価額総額の上限に達しなかった。未取得分などを原資に、特別配当を実施する。年間配当予想は300円(普通配当229.14円、特別配当70.86円)とした。前年は1003.11円(普通477.21円、特別525.90円)だった。

2020年3月期の当期利益は前年比52.4%減の733億円だった。米中貿易摩擦などの影響で中国を中心に設備投資に慎重な動きが広がったことが響いた。売上高は同20.0%減の5082億円、営業利益は同45.9%減の883億円だった。

FA(ファクトリーオートメーション)は、中国と台湾で機械需要が落ち込んだほか、日本や欧州でも設備投資が抑制された。世界的に機械需要への影響の大きい自動車関連への投資が冷え込んでいるという。ロボットは、米州で堅調に推移。国内では自動車産業向けがやや増え、一般産業向けがやや減少した。中国と欧州では自動車・一般向けともに低調だった。

*内容を追加しました。

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