米共和有力議員、国連に調査要請 WHOの新型コロナ対応巡り
ロイター / 2020年4月25日 3時8分
4月24日、米与党共和党の有力上院議員は国連のグテレス事務総長に書簡を送り、国際保健機関(WHO)の新型コロナウイルス世界的的大流行への対応を巡り独立した調査を実施するよう要請した。写真は3月10日、ニューヨークの国連本部(2020年 ロイター/Carlo Allegri)
[ワシントン 24日 ロイター] - 米与党共和党の有力上院議員は24日、国連のグテレス事務総長に書簡を送り、国際保健機関(WHO)の新型コロナウイルス世界的的大流行への対応を巡り独立した調査を実施するよう要請した。
書簡の署名者には上院外交委員会のジム・リッシュ委員長ほか、マルコ・ルビオ、ミット・ロムニー、リンゼー・グラム、ランド・ポール、テッド・クルーズ氏ら有力議員が含まれる。
書簡は「この新型コロナのパンデミック(世界的大流行)の間、WHOが中国に際立った配慮を払っているようにみられる」と主張。「WHOの信認回復には一段の透明性や説明責任、改革が必要となる」とし、小委員会を即時に設置し、今日までのWHOの実績に関する中間評価すると同時に、改革に向けた提言を行うよう、グテレス事務総長に求めた。
トランプ大統領は今月、WHOによる新型コロナ対応を巡り、資金拠出を少なくとも一時的に停止するよう指示したと表明。WHOは「基本的な任務の遂行を怠った。責任を取る必要がある」とし、新型コロナに関する中国の「偽情報」をWHOが助長したことが感染拡大につながった可能性が高いと非難した。
ポンペオ国務長官も前日、WHOの抜本的な改革が必要とし、米国がWHOへの資金拠出を再開しない可能性があるほか、WHOの代替機関の設立に取り組むこともあり得ると表明した。
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