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イタリア格付け据え置き、見通し「ネガティブ」維持=S&P

ロイター / 2020年4月25日 6時33分

4月24日、格付け会社S&Pグローバルはイタリアの格付けを「BBB/A─2」に、格付け見通しを「ネガティブ」にそれぞれ据え置いた。写真は4月5日、ナポリで(2020年 ロイター/Ciro De Luca)

[24日 ロイター] - 格付け会社S&Pグローバルは24日、イタリアの格付けを「BBB/A─2」に、格付け見通しを「ネガティブ」にそれぞれ据え置いた。

S&Pは、政府債務の対国内総生産(GDP)比が今後3年間で減少傾向にあると明確に認められなかった場合、または借入条件が著しく悪化し、公共財政の持続可能性が危険にさらされた場合には、信用格付けを引き下げる可能性があるとした。

イタリア政府の「経済財政文書(DEF)」草案によると、今年の財政赤字の対国内総生産(GDP)比目標を10.4%とするほか、公的債務の対GDP比が155.7%に上昇すると見込んでいる。

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