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米総合PMI、7月は6カ月ぶり高水準 新規受注は低迷

ロイター / 2020年7月25日 0時59分

[ワシントン 24日 ロイター] - IHSマークイットが24日公表した7月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は50.0と、6カ月ぶりの高水準を付けた。ただ、全米で新型コロナウイルスの感染件数が増える中で需要が抑制され、新規受注は低迷した。

6月は47.9だった。6月まで景気拡大・縮小の節目となる50を5カ月連続で下回っていた。

米経済は2月に景気後退(リセッション)入りした。

新型コロナ感染件数は急増している。被害が大きい南部や西部では事業を再停止するか経済活動再開の動きを止めざるを得ない地域もある。

IHSマークイットは、一部のサービス事業者が封鎖措置の再導入によって苦境にある苦しんでいると述べた。新規受注指数は49.5と、6月の49.9から低下した。

7月のサービスPMI速報値は49.6と、6月の47.9から上昇。市場予想は51だった。サービス部門は米経済の約3分の2を占める。サービス部門の新規受注は落ち込みペースが加速した。

製造業PMI速報値は51.3と、6カ月ぶりの高水準を付けた。6月は49.8だった。市場予想は51.5だった。製造業は米経済の約11%を占める。製造業の新規受注指数は51.8と、1月以来の高水準を付けた。6月は50だった。

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