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G20労働相会合、ギグワーカーの保護推進で合意

ロイター / 2021年6月24日 9時7分

6月23日、 20カ国・地域(G20)の労働相は伊シチリアで会合を開き、運転手や配達員など単発で仕事を請け負う「ギグワーカー」の保護に向けて規制強化を推進することで合意した。写真は2020年3月、ニューヨークでウーバーとリフトの運転手をする男性(2021年 ロイター/Joe Penney)

[ローマ 23日 ロイター] - 20カ国・地域(G20)の労働相は23日、伊シチリアで会合を開き、運転手や配達員など単発で仕事を請け負う「ギグワーカー」の保護に向けて規制強化を推進することで合意した。

G20労働相会合は共同声明で、ギグワーカーが雇用形態の分類上、「正規従業員と同等の保護と権利」が受けられないような状況を避けるとした。

また、2014年の豪ブリスベンでのG20首脳会議で設定した、25年までに男女の労働市場参加率の差を25%縮めるという目標を超えて、女性の雇用を促進していくことでも合意した。

議長国イタリアのオルランド労働相は「雇用の質や報酬に目配りしつつ、女性の雇用を促進する。男女間の賃金格差にも対処する」とした。

G20労働相会合では、新型コロナウイルス流行をきっかけに進んだ労働慣行の変化についても議論。声明で「柔軟な勤務形態はワークライフバランスの向上につながるが、オフィス勤務者と同等の保護や機会が保証されるべき。いわゆる『つながらない権利』も重要だ」とした。

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