コロナ禍の失業、ユーロ圏では男性の比率が女性上回る=ECB
ロイター / 2021年6月24日 15時19分
[フランクフルト 23日 ロイター] - ユーロ圏では新型コロナウイルス感染流行中に失業した男性の比率が、女性を上回ったことが欧州中央銀行(ECB)の調査で明らかになったた。
23日に発表された経済報告では、昨年の失業者のうち男性が占めた割合は60%超で、労働時間では減少全体の3分の2以上を男性が占めた。
エコノミストの一部やECB当局者からは、女性比率が極めて高い娯楽・接客セクターで女性の失業が男性を上回るとの見通しが示されていたが、調査では女性は男性より新たな仕事を見つけやすい可能性が示された。
ECBは、「2019年第4・四半期から20年第4・四半期の失業は主に、男性では卸売り、小売り、輸送部門、女性では娯楽と個人向けサービスに集中していた」と指摘。「一方、公的業務や教育では雇用増が女性に偏っていた」と付け加えた。
不完全雇用は歴史的に女性のほうが多いが、2020年末には男女の差が縮小したと指摘した。
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