1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

死んだ子運ぶシャチ=18年にも、悲しみ表す?―米

時事通信 / 2025年1月4日 6時25分

 2018年に死んだ子を運んで17日間泳ぎ続けたことで知られる雌のシャチが、米西部シアトル沖で死んだ子を再び頭に乗せて泳いでいるのが見つかった。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が2日報じた。シャチは同様のやり方で悲しみを表すこともあるとされるが、前回は死んだ子と共に1600キロも泳ぎ、研究者らは異例の長さだと指摘していた。

 「J35」と呼ばれている25歳前後のこのシャチは、通常カナダ西部ブリティッシュコロンビア州から米西部ワシントン州沿岸にかけて生息する群れのうちの一頭。昨年12月に新たな子を産んだが、今月1日までに死んだとみられる。約70頭のこの群れは絶滅の恐れが指摘されている。

 研究者たちの2日の発表によると、このシャチは死んだ子を運び続け、自分の餌の確保ができないため仲間の助けを受けている。カリフォルニア大デービス校の研究者ジョー・ゲイドス氏は「深く悲しんでいると言っていいだろう」と話している。 

[時事通信社]

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください