米大統領「良い未来への機会」=トランプ氏も停戦合意歓迎
時事通信 / 2025年1月16日 5時54分
【ワシントン時事】バイデン米大統領は15日にホワイトハウスで演説し、イスラエルとイスラム組織ハマスのパレスチナ自治区ガザでの停戦合意について、「中東のより良い未来のための真の機会だ」と歓迎した。20日に就任するトランプ次期大統領も停戦合意を称賛し、引き継ぐ姿勢を示した。
バイデン氏はこれまでカタール、エジプトと交渉を仲介してきた。「この交渉は私がこれまで経験した中で最も厳しいものの一つだった」と述懐し、「この日を迎え、とても満足している」と語った。
バイデン氏はトランプ氏側とも緊密に連携したと明らかにし、停戦合意の円滑な引き継ぎに自信を示した。また、「(ハマスの後ろ盾である)イランは過去数十年間で最も弱体化した。軍事組織を破壊され、行き場がなくなった」と分析した。
トランプ氏もSNSへの投稿で「イスラエルや同盟国と協力し、ガザが再びテロリストの安住の地とならないよう引き続き取り組む」と強調。その上で「この素晴らしい停戦合意は、昨年11月のわれわれの(米大統領選における)歴史的勝利の結果としてのみ起こり得たものだ」と主張した。
[時事通信社]
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