中国共産党「最も危険な敵」=「世界の利益」と対話意欲―次期米国務長官候補
時事通信 / 2025年1月16日 10時32分
【ワシントン時事】トランプ次期米政権の国務長官候補のルビオ上院議員は15日、承認公聴会に出席し、中国共産党について「米国が直面した中で最も強力で危険な敵だ」と強い警戒感を示した。米中両国の意思疎通は「中国と米国、そして世界の利益だ」とも述べ、対話に意欲を示した。
ルビオ氏は、中国は「あらゆる領域において並外れた挑戦だ」と指摘し、競争に打ち勝つ必要があると強調。また、南シナ海や台湾周辺で繰り返す軍事的威圧に触れ、関係安定化には「台湾やフィリピンへの嫌がらせをやめる必要がある」とけん制した。
歴代米政権が堅持してきた「一つの中国」政策が「政権2期目でも継続されるだろう」と明言。「中国に代償が高くつくと分からせる」ことで台湾侵攻を阻止する考えを示し、抑止力向上を通じて「インド太平洋地域での(中国の)軍事的介入を防ぐ」と強調した。
[時事通信社]
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