響く祝砲と歌声=帰還準備始まる―ガザ
時事通信 / 2025年1月19日 23時41分
【エルサレム時事】パレスチナ自治区ガザでは19日の停戦発効を受け、市街地に祝砲が響いた。路上に出た住民はパレスチナの曲を歌い、「神は偉大だ」と叫んで喜びを分かち合った。
現地の住民によると、停戦発効に先立ち避難先で暮らしていた人々は自宅に帰還するため荷造りを始め、避難しなかった住民らも壊れた建物の修理に取りかかった。午前11時15分に停戦が正式に発効すると、中部ブレイジの難民キャンプでは、イスラム組織ハマスの戦闘員が小規模な行進を行った。
北部ジャバリヤに住むモハンマド・アルマブーフさん(48)は時事通信の電話取材に、「病院に安置されたままのおいの遺体をきちんと埋葬してあげたい」と語った。腎臓疾患を抱えていた12歳のおいは、戦闘激化に伴い治療を受けられなくなり、死亡したという。
一方、イスラエルの商都テルアビブでは人質の家族らが集会を開き、テレビ中継を見詰めて人質解放の瞬間を待った。集会参加者は「今すぐ人質全員の帰還を」と訴えた。
[時事通信社]
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1尹氏支持者、地裁に乱入=激怒し「判事出てこい」―韓国
時事通信 / 2025年1月19日 15時32分
-
23時間遅れで開始したガザ停戦、ハマスが人質女性3人を解放
読売新聞 / 2025年1月20日 0時43分
-
3身元特定を避け「顔の近くに手榴弾を...」北朝鮮兵士が「自爆」する瞬間の映像をウクライナが公開
ニューズウィーク日本版 / 2025年1月19日 7時5分
-
4首都キーウを無人機とミサイルで攻撃、3人死亡…トランプ氏就任前に連日ウクライナ攻撃
読売新聞 / 2025年1月19日 18時53分
-
5大統領就任式、米企業が寄付競う 310億円、過去最高
共同通信 / 2025年1月19日 16時4分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください