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マスク氏、異例の存在感=トランプ氏「最側近」に―米新政権

時事通信 / 2025年1月20日 15時5分

 【ニューヨーク時事】米実業家イーロン・マスク氏が民間人として異例の存在感を放っている。19日に首都ワシントンで開かれた集会では、トランプ氏が演説途中にステージ上に招いて登場。新副大統領バンス氏の影の薄さが指摘される中、「最側近」として動向が注目される。

 マスク氏は自らトランプ氏に創設を提案し、行政の無駄と歳出のカットを図る新組織「政府効率化省」のトップに就任。息子を連れステージに上がった19日の集会で「今後重要なのは、大きな変化をもたらし、米国が数世紀にわたり強くあるための基礎を築くことだ」と、役割への意気込みを語った。

 米電気自動車(EV)大手テスラや宇宙企業スペースX、X(旧ツイッター)などを率いるマスク氏は、連邦政府の予算や職員数の大幅削減に乗り出す見通し。一方、この立場を利用し、自動運転やロケットといった自社事業に影響がある規制の緩和を働き掛け、利益誘導を図るのではないかとの懸念も出ている。

 マスク氏は昨年7月のトランプ氏銃撃事件後に大統領選での支持を正式表明。巨額献金やXでの自身の影響力を通じ、返り咲きを支えた。選挙後はトランプ氏の邸宅に滞在し、外国首脳らとの会談に同席するなど外交・安全保障分野にも手を広げている。 

[時事通信社]

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