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イスラエルとハマスは「誠意を」=停戦合意の履行訴え―仲介役カタール首相

時事通信 / 2025年1月22日 13時59分

 【エルサレム時事】19日発効したパレスチナ自治区ガザの停戦について、仲介国カタールのムハンマド首相兼外相は21日、「(イスラエルとイスラム組織ハマスが)誠意をもって取り組めば、これ(停戦)は持続し、第2段階、そして恒久停戦へとつながるだろう」と述べ、双方が停戦合意を着実に履行する必要性を訴えた。スイスで開催された世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で語った内容をAFP通信が報じた。

 これに先立ちカタール外務省報道官は、米国で20日発足したトランプ政権が「(ガザの)停戦合意を強く支持している」との印象を抱いたとし、人質が予定通り解放されることに期待を表明した。ただ、「(イスラエルとハマスの)どちらかが違反行為や(停戦を覆す)政治的決定に及べば、合意が崩壊する恐れもある」と警鐘を鳴らした。

 トランプ大統領は停戦合意を歓迎しつつ、停戦が維持されるかどうか「自信はない」とも述べ、戦闘が再燃する可能性に言及している。 

[時事通信社]

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