飲食店に強盗の男逃走＝親族装い来訪者に応対も―大阪府警

　２４日午後５時２０分ごろ、大阪府箕面市の飲食店兼住宅で、「母親が空き巣にあったようだ」と府警箕面署に届け出があった。同署によると、男が店主の女性（８２）を粘着テープで縛るなどした上、現金４１万円を奪って逃走した。同署は強盗事件として、逃げた男の行方を追っている。女性にけがはなかった。

　同署によると、男は店舗２階の住宅部分で物色中、上がってきた女性と鉢合わせしたため粘着テープで縛った。直後に、店に来訪予定だった飲食店設備の修理業者が到着すると、男は粘着テープをほどき、親族を装って女性とともに業者に応対した。業者が帰ると、男は女性から現金を奪って逃走。女性から連絡を受けた娘が署に届け出た。　

［時事通信社］