賃上げ、最大2万4450円要求=トヨタ労組、一時金7.6カ月―25年春闘
時事通信 / 2025年1月28日 21時13分
トヨタ自動車労働組合は28日、2025年春闘の賃上げ要求額について、職種・職位ごとに月額9950~2万4450円とする案を固めた。要求額は基本給を底上げするベースアップ(ベア)に相当する「賃金改善分」と定期昇給分の合計で、要求規模は比較可能な1999年以降で最高だった昨年並みの水準だという。年間一時金は基準内賃金の7.6カ月分と、過去最高だった昨年と同水準を求める。
執行部が同日開催の評議会で要求案を組合員に示した。正式決定を経て、2月12日に会社側に申し入れ、労使交渉を本格化させる。
賃上げは、技能職や事務職など17の職種・職位に応じて示した。物価高に対応するために全体を底上げした上で、若手への重点配分を求める。組合員平均の要求額は、これまで通り非公表。一時金は25年3月期の連結営業利益見通しが過去2番目に高い4兆3000億円と、底堅い業績が予想されることなどを踏まえた。
要求案には中小企業への賃上げ波及も掲げた。鬼頭圭介執行委員長は記者会見で、「日本と自動車産業の未来をつくっていくため、トヨタの一人ひとりが果たす役割を労使でしっかり議論したい」と述べた。
[時事通信社]
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