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コロンビア人移民、201人帰還=米が関税で「ごり押し」

時事通信 / 2025年1月29日 6時30分

 【サンパウロ時事】コロンビア外務省は28日、米国が不法移民として強制送還した自国民201人が首都ボゴタに帰還したと発表した。トランプ米政権が関税を「武器」に移民受け入れをごり押しし、コロンビアは譲歩を余儀なくされた。

 91人を乗せたコロンビア空軍機が米テキサス州エルパソから着陸。その後、米カリフォルニア州サンディエゴから110人を乗せた空軍機も到着した。ペトロ大統領はX(旧ツイッター)に、空軍機から降りる移民らの写真を投稿し、「移民は犯罪者ではなく、働き、進歩し、生活を送りたいと思う人間だ」と書き込んだ。

 AFP通信によると、この日帰還した男性は「より良い未来」を求め、17歳の息子と2週間前に米国に向かったと説明。身柄の拘束後に劣悪な施設に収容されたと振り返り、当初米軍機で送還される際には手錠や足かせをはめられたとして「アメリカンドリームではなく、悪夢だった」と語った。

 コロンビアは先週末、米軍機を使った送還に反発し、着陸を拒否。関税の引き上げで圧力をかけたトランプ米大統領に対して、一度は対抗措置を表明したが、最終的に移民の受け入れで合意した。 

[時事通信社]

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