再審制度見直し、鈴木法相に提言＝自民有志

　有罪が確定した刑事裁判をやり直す再審制度の見直しを検討する自民党有志らの勉強会（会長・麻生太郎同党最高顧問）は２９日、鈴木馨祐法相と法務省で面会し、刑事訴訟法の早期改正を求める提言書を手渡した。鈴木氏は「提言を踏まえ、しっかりと良い形でやっていく」と応じた。

　提言書は、再審手続きにおける証拠開示を制度上保証することや、裁判所の再審開始決定に対する検察の不服申し立てを禁止することを、法改正で検討するよう明記した。　

［時事通信社］