恵方巻き、広がる小サイズ=食べやすさ重視―スーパーや百貨店
時事通信 / 2025年1月30日 15時33分
2月2日の節分が目前に迫り、スーパーや大手百貨店の恵方巻き商戦が熱を帯びている。「1人で食べるには量が多い」「他の味も楽しみたい」との声を受け、各社はハーフや3分の1など、6~10センチ前後の食べやすいサイズのラインアップを拡充している。
イオンリテールは、カステラ風の玉子や甘さを抑えた煮穴子などを巻いた人気商品「銀座 鮨よしたけ監修 極 太巻」(1490円)で、3分の1サイズ(537円)も販売する。広報担当者は「恵方巻きは具材が増えて年々太くなっており、『1本丸ごと食べきれない』との声が多い」と話す。
そごう・西武は、黒トリュフ塩をまぶしたステーキの「黒毛和牛贅沢恵方巻(ハーフ)」(2160円)などを展開。「少しずついろいろな味を楽しんで」(同社)と、小サイズの品ぞろえを昨年比2割増やした。
節分のイートイン(店内飲食)を初めて行う東武百貨店池袋本店(東京都豊島区)。注文を受けてから職人が巻き始め、出来たてをカウンターで味わえる。一部はハーフサイズも提供する。
今年の「恵方」は西南西。帝国データバンクによると、恵方巻きの平均価格は一般的なタイプで昨年比14.2%増の1094円、海鮮タイプは12.4%増の1944円と、物価高の影響を大きく受けた。ただ、各社とも特別な日にぜいたくする「ハレの日」需要は堅調とみて、売り上げアップに期待を寄せている。
[時事通信社]
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