原油・ガス、半導体に関税=カナダ・メキシコ・中国は1日発動―米大統領
時事通信 / 2025年2月1日 10時9分
【ワシントン時事】トランプ米大統領は1月31日、原油や天然ガス、半導体、鉄鋼など「幅広い品目」の輸入品に関税を課す方針を表明した。詳細には言及しなかったが、原油など一部品目には「2月18日ごろの実施を考えている」と説明した。一方、カナダ、メキシコ、中国への関税については、回避する手段は「ない」と言明した。2月1日に発動する見通しだ。記者団に話した。
新たにカナダ、メキシコからの輸入品に25%、中国には10%の関税を課す。トランプ氏はカナダ、メキシコから不法移民や合成麻薬「フェンタニル」の流入が続いていると非難。「米国を不公正に扱っている」と、両国に対する米貿易赤字も問題視した。ただ、カナダ産原油については税率を10%に抑える可能性があるとした。
幅広い品目への関税では、アルミニウムや銅、医薬品も対象にする意向を示した。鉄鋼・アルミには、すでに追加関税を課しているが、さらに上乗せすると説明。「鉄鋼業界には大きな後押しになる」と話した。「医薬品を米国に取り戻したい」とも表明。製造拠点の国内回帰を図る考えを示した。
[時事通信社]
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