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ビンテージブランド品、人気沸騰=海外セレブ発信、「聖地」表参道

時事通信 / 2025年2月1日 14時31分

 数十年前の高級ブランドバッグやアクセサリーが人気を集めている。米西海岸のセレブやインフルエンサーが懐かしいデザインの「ルイ・ヴィトン」「シャネル」を身に着けてSNSで発信し、火が付いた。こうしたビンテージブランド品を取りそろえた店が立ち並ぶ東京・表参道は、円安を生かして中古ブランド品を買い求める訪日客の「聖地」と呼ばれ、大手買い取り業者も進出し始めた。

 コメ兵は昨年11月、初のビンテージ専門店を表参道の裏通りにオープンさせた。「エルメス」の人気バッグ「ケリー」や「バーキン」を壁一面に陳列した店内は、訪日客で連日にぎわう。高級腕時計やブランドバッグの中古品買い取りチェーン「OKURA」を展開するゲオホールディングスも今春、表参道にビンテージ専門店を出店する。

 日本の中古ブランド品が外国人に人気なのは、円安以外にも理由がある。コメ兵によると、バブル期に海外で買い集めた人が多く、品数が豊富。品質も評価されており、昨年のクリスマス直前に東京・銀座のOKURA銀座中央通り店を訪れた米国在住の30代カップルは「日本の中古品は状態が良く、信頼を置ける」と笑顔で話した。

 OKURAは昨年1年間の売上高のうち、訪日客が約55%を占めた。運営会社は訪日客の人気が今後も続くとみて、中国語など外国語を話せる従業員を増やしている。 

[時事通信社]

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