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中国に10%追加関税=米政権、「貿易戦争」再燃も―対カナダ・メキシコ、1カ月延期

時事通信 / 2025年2月4日 16時51分

 【ワシントン、北京時事】トランプ米政権は4日、合成麻薬フェンタニルの米国への流入が続いているとして、中国からの輸入品に10%の追加関税を課した。中国政府は米国からの輸入品に追加関税を課す対抗措置を10日に発動すると発表。ロイター通信によると、トランプ大統領は近く、中国の習近平国家主席と、関税措置などを電話協議する。「貿易戦争」が再燃する恐れが高まっている。

 トランプ政権が25%の関税を課すと表明していたカナダやメキシコとは、不法移民や合成麻薬対策で合意し、実行を1カ月延期。土壇場で混乱を回避した。

 中国は、米国から輸入される石炭と天然ガスに15%、原油などには10%の追加関税を課す。近く開かれる電話協議では、フェンタニル対策などでの協力姿勢を打ち出せるかが焦点。米国が中国の影響力を問題視するパナマ運河の管理を巡っても意見交換する。

 トランプ氏は3日、記者団に対し、中国との協議について「良い会合になるだろう」と期待感を示した。ただ一方で、「まだ序章にすぎない。中国とディール(取引)ができなければ、関税は非常に大きくなる」と話し、税率引き上げにも言及した。 

[時事通信社]

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