「ミャクミャク」訪日旅行ＰＲ＝豪州から上積み目指す

　【シドニー時事】４月に開幕する大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」が５日、オーストラリア最大都市シドニーで開かれた訪日旅行の商談会に登場し、ＰＲに一役買った。２０２４年の豪州からの訪日客は約９２万人で、主催した日本政府観光局は万博を機に上積みを目指す。

　商談会には豪州の旅行業界から約１５０人が参加。日本の自治体やホテル、鉄道・航空会社などの担当者が売り込みを図った。ミャクミャクは４～１０月の万博開催を宣伝し、参加者との記念撮影に応じた。

　観光局によると、豪州では休暇を長く取る傾向があり、日本に２週間程度滞在する人も多いという。日本の旅行会社の１人は「人気が高い行き先は東京や京都だが、その他の魅力ある地方にも足を伸ばしてもらいたい」と語った。　

［時事通信社］