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脳下垂体細胞が紫外線感知=メダカで発見、黒い体色に―東大・岡山大

時事通信 / 2025年2月6日 14時26分

 メダカは脳下垂体の細胞が太陽光に含まれる有害な紫外線を直接感知し、体の色を黒くすることが分かった。東京大の神田真司准教授や岡山大の佐藤恵太助教らの研究チームが発見し、6日までに米科学誌サイエンスに発表した。

 魚などの脊椎動物では、目以外の細胞にも光を感知する受容体たんぱく質が存在することが近年明らかになってきたが、役割が不明だった。体が比較的透明な場合、光を直接感知して何らかの機能を果たす仕組みがほかにもある可能性が高いという。

 メダカの体の表面には色素細胞「黒色素胞」があり、脳下垂体の「黒色素胞刺激ホルモン」を生み出す細胞からホルモンを受け取ってメラニンを合成する。

 この脳下垂体の細胞には受容体たんぱく質「Opn5m」がある。紫外線A波(UVA)に相当する波長の光を当てると反応し、同ホルモンが放出される様子を実験で観察できた。 

[時事通信社]

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