除去土壌の最終処分で4案=容量減だと放射能濃度上昇―環境省
時事通信 / 2025年2月7日 19時1分
環境省は7日、東京電力福島第1原発事故の発生に伴う除染で生じた「除去土壌」に関するワーキンググループ(WG)を開催し、福島県外で最終処分する方法として四つの案を示した。処理の段階を踏むごとに容量は減少するが、放射能濃度は高くなるとしており、今後それぞれの案を検討する。
同省が示したのは「容量を減らさない」「土をふるいにかけ、高濃度のものを抽出する」「抽出後、熱処理も行う」「熱処理で生じた灰を洗う」―の4パターン。容量を減らさない場合、処分量は約210万~310万立方メートルだが、4段階目の洗浄処理まで行うと約5万~10万立方メートルに減る。最終処分場での埋め立てに必要な面積は約2~50ヘクタールになるとした。
一方、容量を減らさない場合の放射能濃度は1キログラム当たり数万ベクレル程度だが、洗浄処理まで行うと最大で同数千万ベクレルになる見込みで、コストも上昇するとみられる。
[時事通信社]
この記事に関連するニュース
-
除染土最終処分に向けた工程表素案判明 処分地決定の年限盛り込まず
毎日新聞 / 2025年2月7日 16時10分
-
原発事故で出た除染土の処分、環境省が4案検討…「容量減らさず」「濃度別に分別」「熱処理」「水で洗浄」
読売新聞 / 2025年2月7日 5時0分
-
福島第一原発事故からの環境再生事業 環境省が現在の取り組みを紹介
おたくま経済新聞 / 2025年2月6日 13時0分
-
※かきかけ【大石が聞く】“水”への不安 発がん性指摘のPFAS 血液検査でも検出 画期的な除去技術に“光”
CBCテレビ / 2025年2月5日 11時28分
-
福島第一原発 処理水の海洋放出 来年度も7回実施へ 東京電力が計画を公表
福島中央テレビニュース / 2025年1月26日 14時59分
ランキング
-
1社長「私が監修者」 斎藤知事「事務所が主体的に」 主張に食い違い
毎日新聞 / 2025年2月7日 18時0分
-
2事故後に口臭防止用品購入 最高裁ひき逃げ認定に遺族「極めて妥当」
毎日新聞 / 2025年2月7日 17時17分
-
3「贋作の可能性高い」 高知県立美術館、1800万円で購入の絵
毎日新聞 / 2025年2月7日 15時19分
-
4石川・七尾市と新潟市に「顕著な大雪情報」…短時間の大雪で重大な災害発生の可能性
読売新聞 / 2025年2月7日 21時54分
-
5「文春砲」食らったレジャバ・ジョージア大使、Xで見せたまさかのアンサー
J-CASTニュース / 2025年2月6日 16時35分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)