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ガザ停戦「第2段階」、閣議で協議へ=南北分断区域から撤退―イスラエル

時事通信 / 2025年2月10日 15時44分

 【カイロ時事】パレスチナ自治区ガザでのイスラエルとイスラム組織ハマスの停戦合意に関し、イスラエルメディアは9日、同国のネタニヤフ首相が、第2段階について協議するため11日に治安閣議を開催すると報じた。1月19日に始まった第1段階は期間が6週間と規定されている。

 第2段階はイスラエル軍のガザ完全撤退や、ハマスによる生存している人質全員の解放が含まれ、停戦開始後16日目までに協議を始めることになっていた。イスラエルの代表団が9日、仲介国カタールに到着したが、第2段階を巡る本格的な協議はまだ開始されていないもようだ。

 報道によれば、ハマスがイスラエル側の完全な戦闘停止を要求しているのに対し、ネタニヤフ氏はこれを拒否。多くの関係者は第2段階は第1段階よりも合意が困難とみているという。イスラエルの野党勢力は「人質が寒さと飢えで死にそうなのに、政府には緊迫感がない」とネタニヤフ政権を批判している。

 一方、ハマスは9日、イスラエル軍がガザを南北に隔てる区域「ネツァリム回廊」から撤退したと発表した。停戦合意に基づく措置とみられ、イスラエルの制限解除で、避難民の北部への帰還が進みそうだ。 

[時事通信社]

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