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長期金利、1.340%=14年ぶり高水準

時事通信 / 2025年2月12日 16時9分

 12日の東京債券市場で、長期金利の指標となる新発10年物国債(第377回債)の流通利回りが1.340%に上昇(債券価格は下落)した。2011年2月以来14年ぶりの高水準。米国の金利上昇や日銀の追加利上げ観測を背景に、3営業日連続での上昇となった。

 米国では11日、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が上院銀行委員会で証言し、「利下げを急ぐ理由が見当たらない」と明言。トランプ大統領の関税政策によるインフレ加速への警戒感が広がる中、政策金利を据え置く姿勢を示したことから債券が売られ、長期金利は上昇した。

 東京市場も債券売りが先行した。日銀の植田和男総裁は12日の衆院財務金融委員会で「人々の購入頻度の高い品目の価格が大きく上昇し、国民生活に強いマイナスの影響を及ぼしていることは深く認識している」と発言。市場で「日銀の利上げ時期が早まるとの思惑が広がった」(国内証券)ことも、長期金利の上昇圧力になった。 

[時事通信社]

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