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千島列島沖でM7.5の地震、高さ50センチの津波 ロシア当局が警戒呼びかけ

ロイター / 2020年3月25日 17時9分

[25日 ロイター] - 千島列島沖で25日、マグニチュード(M)7.5の地震が発生した。ロシア当局は、地震により列島の北部の沿岸に津波が到達したが負傷者や建物への被害はないとしている。

米地質調査所(USGS)によると、震源はロシア・サハリン州セベロクリリスクの南南東218キロの地点の深さ56.7キロ。

USGSは当初、地震の規模をM7.8としていたが、M7.5に引き下げた。

ロシア非常事態サービスは「セベロクリリスクに現地時間午後3時15分(日本時間午後1時15分)に高さ約50センチの津波が到達した」と発表。高台にいる住民は安全だが、依然津波への警戒は必要とした。

米太平洋津波警報センターは米本土西海岸、アラスカ、カナダのブリティッシュコロンビア州に津波の恐れはないとしたうえで、一部米西海岸で被害をもたらさない程度の海面の変動がみられる可能性があると述べた。

日本の気象庁は、若干の海面変動が予想されるが、被害の心配はないとしている。

*内容を追加しました。

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