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ロシア大統領、続投改憲案の国民投票延期 新型コロナ流行で

ロイター / 2020年3月26日 1時37分

ロシアのプーチン大統領は25日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、自身の続投を可能にする条項を含む憲法改正案の是非を問う国民投票を4月22日から延期すると明らかにした(2020年 ロイター/SPUTNIK)

[モスクワ 25日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は25日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、自身の続投を可能にする条項を含む憲法改正案の是非を問う国民投票を4月22日から延期すると明らかにした。

プーチン氏はテレビ演説で「新型コロナの流行が世界的な拡大がいかに厳しいものか目にしている。多くの国で感染者数は増え続けており、世界経済も脅かされている」と懸念を表明。

「何よりも優先されるのは健康、人命、国民の安全だ。このため、投票は延期される必要がある」と述べた。

ロシアの感染者増加がこの日、1日としては過去最高を記録し、累計で658人になったとも明かした。

また、感染拡大の抑制と経済支援に向けた新たな措置も発表。企業に対し来週を休業にするよう命じ、国民に自宅にとどまるよう呼び掛けた。また、中小企業向けに優遇税制措置の必要があるとしたほか、消費者向けには融資返済延期を認めると述べた。

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