トヨタ・日産・ホンダ、メキシコで順次操業再開へ

ロイター / 2020年5月26日 6時4分

トヨタ自動車、日産自動車、ホンダはメキシコでの操業を段階的に再開する。グアナフアト州エルグランデで２月撮影（２０１９年　ロイター/SERGIO MALDONADO）

［メキシコ市　２５日　ロイター］ - トヨタ自動車<7203.T>、日産自動車<7201.T>、ホンダ<7267.T>はメキシコでの操業を段階的に再開する。

メキシコ当局は今月半ば、当局が承認した安全対策が実施されていれば、自動車メーカーは６月１日以前に新型コロナウイルス対策のロックダウン（都市封鎖）措置を解除し、操業を再開できると表明。

３社は再開の具体的な日程は発表していないが、トヨタの広報担当は２５日、同社のメキシコ部門がバハ・カリフォルニアとグアナフアトの両州で段階的な操業再開に向けた準備を進めているとロイターに明かした。作業手順や衛生上の安全策のほか、トレーニングや生産テストなど新たな基準を導入する体制を整えている段階だという。

また、日産のメキシコ現地法人はこの日、厳格な安全基準の下、新型コロナウイルス流行の影響で休止している事業の段階的な再開に向けた用意を整えていると明らかにした。自動車および部品の生産に直接関連する事業がまず再開される見通しとした。

ホンダは２２日、操業の順次再開に着手したと明らかにしている。

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