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ホンダ、米国のタカタ製エアバッグ問題で和解 8500万ドル支払い

ロイター / 2020年8月26日 3時54分

ホンダはタカタ製の欠陥エアバッグ・インフレーターの使用を巡り米国のほぼ全ての州で実施されている調査について、8500万ドルを支払い和解することで合意した。ジュネーブで2018年3月撮影(2020年 ロイター/Pierre Albouy)

[ニューヨーク 25日 ロイター] - ホンダ<7267.T>はタカタ製の欠陥エアバッグ・インフレーターの使用を巡り米国のほぼ全ての州で実施されている調査について、8500万ドルを支払い和解することで合意した。

25日に公表された合意書によると、アメリカン・ホンダとホンダ・オブ・アメリカは、前方の座席に装備されているエアバッグの安全措置を改善することで合意した。これには、エアバッグ・インフレーターの爆発リスクの低減も含まれる。

ホンダは、訴訟コストの拡大の回避に向け、過失があったとは認めずに合意。この件に関して、米国の46州、ワシントンDC、3自治領と民事和解に達したことを確認した。

タカタ製の欠陥エアバッグ・インフレーターを巡り、ホンダは2008年以降、米国で約1300万台をリコール(回収・無償の改修)した。

複数の州の州司法長官は15年12月から、ホンダによるタカタ製陥エアバッグの利用について調査を行っていた。

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