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ベトナム、19年に意図的な通貨安誘導 米財務省が判断

ロイター / 2020年8月26日 5時36分

米財務省がベトナム通貨ドンについて、2019年に対ドルで意図的に約4.7%押し下げられていたと判断したことが分かった。2017年5月撮影(2020年 ロイター/THOMAS WHITE)

[ワシントン 25日 ロイター] - 米財務省がベトナム通貨ドンについて、2019年に対ドルで意図的に約4.7%押し下げられていたと判断したことが分かった。米国の半期に一度の為替報告書で、ベトナムが「為替操作国」に指定される可能性がある。

今回の通貨に関する財務省の評価は、米国が輸入しているベトナム製タイヤの補助金に関する米商務省の調査に関連している。米国では「補助金相殺関税」の実施を判断する際に通貨安誘導を考慮する新規則が施行されている。この規則の下で財務省が通貨に関して評価するのは初めて。

商務省に25日送付された評価資料によると、ベトナム国立銀行(中銀)などが19年に220億ドルの為替介入を行い、ドンの実質実効為替レートを3.5─4.8%押し下げた。これにより、19年の名目レートが1ドル=2万3224ドンだった為替レートは実質為替レートの均衡水準を約1090ドン下回ったという。

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