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原油先物、3月初旬以来の高値 ワクチン期待と在庫減で

ロイター / 2020年11月26日 6時58分

米国時間の原油先物は約2%上昇し、約8カ月ぶり高水準を付けた。新型コロナウイルスワクチン期待に加え、米原油在庫が予想外に減少したことで押し上げられた。テキサス州ミッドランドで昨年8月撮影(2020年 ロイター/Jessica Lutz)

[ニューヨーク 25日 ロイター] - 米国時間の原油先物は約2%上昇し、約8カ月ぶり高水準を付けた。新型コロナウイルスワクチン期待に加え、米原油在庫が予想外に減少したことで押し上げられた。

清算値は北海ブレント先物が0.75ドル(1.6%)高の1バレル=48.61ドル、米WTI先物が0.80ドル(1.8%)高の45.71ドル。ともに4日続伸し3月初旬以来の高値。前日は4%上昇していた。

UBSの原油アナリスト、ジョバンニ・スタウノボ氏は「ワクチン期待のほか、アジア地域で強い需要が見られていることで、原油価格は3月初旬以来の高値を付けている」とし、「2021年の原油相場について強気な見通しを維持しており、北海ブレント先物は同年末までに60ドルを回復すると予想している」と述べた。

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