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英中銀副総裁、国債買い入れペースの変更には「高いハードル」

ロイター / 2021年2月25日 9時53分

 2月24日、イングランド銀行(英中銀)のブロードベント副総裁は、重大な展開がない限り、英国債の買い入れペースは変更しないと述べ、変更のハードルは高いとの認識を示した。写真は英中銀。2017年2月撮影(2021年 ロイター/Hannah McKay)

[ロンドン 24日 ロイター] - イングランド銀行(英中銀)のブロードベント副総裁は24日、重大な展開がない限り、英国債の買い入れペースは変更しないと述べ、変更のハードルは高いとの認識を示した。

中銀は今月、年末ごろまでに国債保有を8750億ポンドに増やすとの目標を達成するため、週44億4000万ポンド(62億6000万ドル)の買い入れペースを維持する方針を表明。

昨年11月に新型コロナウイルスの感染が再び急拡大し、ロックダウン(都市封鎖)が敷かれたのを受け、中銀は量的緩和策について1500億ポンドの追加買い入れ枠を設定していた。

ブロードベント氏は議会財務委員会の公聴会で「重大なニュースがない限りこのペースを変更することはないだろう。これは約束ではなく見込みだが、ほぼ現状のペースが維持されるだろう」と語った。

ベイリー総裁は同じ公聴会で、英国債の買い入れペースを減らす可能性はあると指摘。

「複数の決定要因があり、景気の見通しだけでなく、市場が機能しているかにも左右される」とした。

総裁は「われわれがいわゆる財政ファイナンスを実施しているという指摘については真っ向から否定したい。そういうことはない」と強調した。その上で「われわれが購入できる国債のストックとわれわれができることには関係性がある」と続けた。

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