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自動車の1月世界生産、半導体不足でホンダ8.8%減 スバル3割減

ロイター / 2021年2月25日 16時34分

 2月25日、国内自動車メーカー8社が発表した2021年1月の世界生産は、新型コロナウイルス感染拡大や半導体不足による減産などが響き、トヨタ自動車と日産自動車を除く6社が前年同月を下回った。2017年11月撮影(2021年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 25日 ロイター] - 国内自動車メーカー8社が25日発表した2021年1月の世界生産は、新型コロナウイルス感染拡大や半導体不足による減産などが響き、トヨタ自動車と日産自動車を除く6社が前年同月を下回った。半導体不足の影響により、ホンダは前年同月に比べ約8.8%減り、SUBARU(スバル)は約29%落ち込んだ。

ホンダは国内生産が18%減と5カ月ぶりに前年同月を下回ったほか、北米生産が27%減と3カ月ぶりに前年割れとなった。スバルも国内生産で約25%減、米国生産で約34%減となった。いずれも半導体を使用した部品の需給逼迫で生産調整を実施したため。

一方、日産の世界生産は2.4%増で、海外生産が6.2%伸びた。セダン「セルフィ」が好調な中国での生産がけん引した。国内生産は14.7%減で、「ローグ・スポーツ」の台数減が響いたという。同社は9日の決算発表時、コロナ禍の影響も含めて通期の世界販売計画を従来予想から15万台下方修正し、1─3月期として半導体不足の影響を受けることは明らかにしたが、原因別の影響台数の内訳を公表しておらず、1月に半導体の影響があったかどうかも言及を控えた。

トヨタの世界生産は4.0%増となり、5カ月連続で前年同月を上回った。セダン「カローラ」などの販売好調を受け、中国での生産も約41%増、北米での生産もSUV「RAV4」などの販売堅調で約2%増だった。

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