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イスラエル新首相、初の訪米で対イラン強硬姿勢を要請へ

ロイター / 2021年8月25日 13時1分

 イスラエルのベネット首相(写真)は就任後初の訪米で、バイデン米大統領と26日にホワイトハウスで会談する。エルサレムで18日に代表撮影(2021年 ロイター)

[エルサレム/ワシントン 24日 ロイター] - イスラエルのベネット首相は就任後初の訪米で、バイデン米大統領と26日にホワイトハウスで会談する。米側にイランへの強硬姿勢を強めるよう求める構えを示す一方で、パレスチナとの和平に関し新たな展開につながる兆しはみえていない。

イスラエルでネタニヤフ前首相の12年続いた政権が終わり、ベネット氏が6月に新政権を発足させたのに続き、両国は、今回の会談で両首脳の関係について前向きなトーンを打ち出したい考え。

ネタニヤフ氏はトランプ前米大統領と蜜月関係を築いたが、バイデン氏が副大統領を務めたオバマ政権下の両国関係は長年、緊張が続いた。

ベネット氏は24日、米国へ出発する前にテルアビブの空港で「米国の新政権とイスラエルの新政府が誕生した。私は新たな協力の精神を携えていくつもりだ」と述べた。

バイデン政権はアフガニスタン情勢の混乱への対応という就任後最大の外交上の危機に直面しており、ベネット氏との会談は、中東で最も近い同盟関係にあるイスラエルに関しては平常運転だとアピールする機会となる。

ベネット氏は「今こそイランを止める時で、核合意への復帰という形で救済策を講じるべきではない」とバイデン氏に伝える意向を表明。

ただ、米政府の当局者は、ベネット氏に要請されても、バイデン政権がイラン核合意再建への取り組みを断念することはないと述べた。

ベネット氏は閣議でまた、「核問題と地域侵攻の両面でイランを抑制するためにわれわれがこの2カ月で策定した秩序正しい計画」をバイデン氏に提示する考えを示した。

さらに、空港で記者団に、新型コロナウイルスのデルタ変異株の感染拡大を抑えるため幅広く実施しているワクチンの3回目接種(ブースター接種)の成果をバイデン氏に説明すると語った。

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