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韓国GDP、21年伸び率は11年ぶり高水準 輸出が好調

ロイター / 2022年1月25日 9時17分

1月25日、 韓国銀行(中央銀行)が発表した第4・四半期の国内総生産(GDP)速報値は、前年同期比4.1%増だった。前期比では1.1%増加し、昨年第1・四半期以来のペースに加速した。ソウルで13日撮影(2022年 ロイター/Kim Hong-Ji)

[ソウル 25日 ロイター] - 韓国銀行(中央銀行)が25日発表した2021年の国内総生産(GDP)は前年比4.0%増加し、11年ぶりの高い成長率となった。輸出の好調が寄与した。

ただ、設備投資が鈍化し、22年の見通しに影を落としている。

第4・四半期GDPは、前年同期比4.1%増だった。季節調整済み前期比では1.1%増加し、昨年第1・四半期以来のペースに加速した。

ロイター調査の中央値では、前期比0.9%増、前年比3.7%増と予想されていた。

ハナ・フィナンシャル・インベストメントのアナリスト、Chun Kyu-yeon氏は「昨年終盤に輸出と投資が経済を押し上げた。今年も韓国製品に対する世界の需要は続き、政府支出の拡大を背景に消費も改善して、経済は堅調に推移するだろう」と述べた。

韓国経済は、輸出が過去11年間で最大の伸びとなる中、新型コロナウイルス感染拡大で落ち込んだ20年から急速な回復を見せている。ただ、消費の回復は感染予防対策のソーシャルディスタンス(社会的距離)規制の影響でまだら模様となっている。

エコノミスト20人を対象にした最近のロイター調査では、今年の経済成長率は2.9%が見込まれており、韓国中銀の予想である3.0%を下回っている。

第4・四半期は輸出が前期比4.3%増え、GDPを押し上げた。個人消費と建設投資もそれぞれ1.7%、2.9%増加し、GDPの伸びに寄与した。

一方、設備投資は前期比0.6%減少した。第3・四半期も2.4%減少していた。

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