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午後3時のドルは148円前半で横ばい、介入警戒感で上値重い

ロイター / 2023年9月25日 15時25分

  9月25日、午後3時のドル/円は前週末のニューヨーク市場終盤(148.37/148.39円)とほぼ同水準の148円前半で推移している。写真は米ドル紙幣。3月撮影(2023年 ロイター/Dado Ruvic)

Hiroko Hamada

[東京 25日 ロイター] - 午後3時のドル/円は前週末のニューヨーク市場終盤(148.37/148.39円)とほぼ同水準の148円前半で推移している。約10カ月ぶり高値圏にある中、円買い介入の警戒感もくすぶり、上値の重さが意識された。方向感に欠ける展開となり、この日の値幅は20銭程度にとどまった。

ドルは朝方から一進一退の値動きが継続。実需のフローが活発になる仲値ではドル買いが先行し、一時148.49円と昨年11月以来の高値を更新した。ただ、買い一巡後は再び小動きが続き、午後も動意に乏しい展開となった。

市場では、先週の米連邦公開市場委員会(FOMC)と日銀の金融政策決定会合を経て、「改めて日米の金融政策のスタンスの差が明確になり、ドル高が続く可能性が高い」(IG証券のシニアマーケットアナリスト・石川順一氏)との見方が聞かれた。

一方で、「きょうの取引では148.50円を上抜けられず、円買い介入の警戒感も強いようだ」(国内金融機関)との意見があった。

ドル/円は目先、高値圏で推移するとの予想が多く聞かれ、一時的に150円台トライを見込む声もある。

ただ、「時間の経過とともに米景気の緩やかな減速とインフレの一段の鈍化が確認されることでドル高の勢いは徐々に弱まり、年末には148円近辺に落ち着くのではないか」(三井住友DSアセットマネジメントのチーフマーケットストラテジスト・市川雅浩氏)との見方も出ている。

ユーロ/ドルは1.0642ドル付近、ユーロ/円は157.91円付近で、いずれも朝方から横ばい圏。欧州では景気悪化を受けて欧州中央銀行(ECB)の利上げサイクル終了が意識されており、ユーロの軟調な地合いを見込む声が複数聞かれた。

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 148.35/148.38 1.0642/1.0646 157.91/157.95

午前9時現在 148.42/148.45 1.0646/1.0650 158.04/158.08

NY午後5時 148.37/148.39 1.0652/1.0656 157.93/157.97

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