東芝の長期格付け「ＢＢ-」に格下げ、クレジットウオッチ継続＝Ｓ＆Ｐ

　９月２５日、Ｓ＆Ｐグローバル・レーティングは、東芝の長期発行体格付けを「ＢＢー」に２ノッチ引き下げたと発表した。写真は東芝のロゴ。４月、川崎市内で撮影（２０２３年　ロイター/Androniki Christodoulou）

［東京　２５日　ロイター］ - Ｓ＆Ｐグローバル・レーティングは２５日、東芝の長期発行体格付けを「ＢＢー」に２ノッチ引き下げたと発表した。引き下げ方向の「クレジット・ウオッチ」を継続する。

日本産業パートナーズ（ＪＩＰ）の買収目的会社による公開買い付けが成立したことで、東芝は買収目的会社が調達する有利子負債の返済義務を負う可能性が高く、財務状況が大幅に悪化する見通しが高まったと判断した。