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バイデン氏、太平洋島しょ国と首脳会議 島しょ国2カ国を国家承認

ロイター / 2023年9月26日 4時49分

バイデン米大統領は25日、太平洋の小国であるクック諸島とニウエを国家承認すると発表した。(2023年 ロイター/Leah Millis)

[25日 ロイター] - バイデン米大統領は25日、太平洋島しょ国で構成する「太平洋諸島フォーラム(PIF)」の首脳らとの2回目の会議をホワイトハウスで実施した。これに先立ち、太平洋の小国であるクック諸島とニウエを国家承認すると発表した。

米当局者によると、米国は海底ケーブルによるインターネット接続の改善など地域のインフラ整備への新たな資金提供を確約したという。

バイデン氏は歓迎式典で「米国は、自由かつオープンで繁栄し安全なインド太平洋地域の確保にコミットした。われわれはこのテーブルを囲む全ての国と協力して目標を達成することに尽力する」と述べた。

当局者の1人は、米国は地域の「安全で持続可能かつ強靱なインフラ」を支援するために議会と協力し4000万ドルを供与するほか、日本やオーストラリアなどパートナー国と協力して気候変動に強い包括的な経済発展を支援するとした。

当局者によると、バイデン氏は歓迎式典でこの計画に言及した際、誤って400億ドルと述べたが、実際は4000万ドルという。

PIFの議長国であるクック諸島のブラウン首相は、今回の首脳会議は「繁栄に向けたパートナーシップを発展させる機会」と指摘。数週間後に開催する第52回PIF首脳会議に「最高レベルで積極的に関与する」よう米政府に要請した。

またバイデン氏は声明で、米国にはクック諸島との長い協力の歴史があり、その歴史は米軍がクック諸島の環礁の1つに空港の滑走路を建設した第二次世界大戦までさかのぼると指摘。クック諸島とニウエを国家承認することで「両国の国民生活にとって最も重要な課題に取り組むため、この永続的なパートナーシップの範囲を拡大することができる」とした。

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