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米9月新築住宅販売、1年7カ月ぶり高水準 価格引き下げが追い風

ロイター / 2023年10月26日 7時19分

米商務省が25日発表した9月の新築一戸建て住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比12.3%増の75万9000戸となった。2022年5月撮影(2023年 ロイター/Andrew Kelly)

[ワシントン 25日 ロイター] - 米商務省が25日発表した9月の新築一戸建て住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比12.3%増の75万9000戸と、昨年2月以来1年7カ月ぶりの高水準だった。購入促進のための価格引き下げが販売増につながった。

慢性的な中古住宅不足が新築住宅の追い風になっており、建設業者はこれに乗じて購入促進策を講じている。同月の販売価格の中央値は41万8800ドルで、前年同月比12.3%下落と、2009年2月以来の下落率となった。15万─49万9999ドルの価格帯の物件が成約戸数の大部分を占めた。

ただ、8%に迫る住宅ローン金利が需要を抑制する可能性がある。市場予想は68万戸だった。

8月の販売戸数は67万5000戸から67万6000戸に上方修正された。

9月の前年同月比は33.9%増だった。

地域別の販売戸数は、北東部、人口密度の高い南部、西部、中西部の全てで増加した。

米抵当銀行協会(MBA)が同日発表した週次データによると、30年の固定住宅ローン金利は平均7.9%で2009年9月以来、23年ぶりの高水準を付けており、近い将来に新築住宅販売の減速をもたらす可能性がある。

9月末時点の新築住宅の在庫は43万5000戸で、8月の43万2000戸から増加した。9月の販売ペースに基づく在庫の消化期間は6.9カ月。前月は7.7カ月だった。

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