日経平均は小幅続伸で寄り付く、米バリュー株高の流れ引き継ぐ

　６月２５日、寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比２９円２５銭高の３万８８３３円９０銭と、小幅に続伸してスタートした。写真は株価を表示するスクリーン。都内で２０２２年６月撮影（２０２４　ロイター／Issei Kato）

［東京　２５日　ロイター］ - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比２９円２５銭高の３万８８３３円９０銭と、小幅に続伸してスタートした。足元は１００円超高の３万８９００円台前半。週明けの米国株式市場でダウ工業株３０種が５日続伸した流れを引き継いだ。一方、フィラデルフィア半導体指数（ＳＯＸ）が３％超安となった流れを受けて、主力の半導体関連株はさえない。

東証株価指数（ＴＯＰＩＸ）は０．８０％上昇の２７６３ポイント近辺。東証３３業種では、証券、保険、銀行、輸送用機器など３０業種が値上がり、パルプ・紙、情報・通信など３業種は値下がりとなっている。

主力株では、ファーストリテイリングがしっかり。半面、東京エレクトロン、ディスコ、レーザーテックなどの半導体関連のほか、ソフトバンクグループが軟調。４銘柄で日経平均を約１３０円押し下げている。